« P短歌(B-Side) | トップページ | P短歌(A-Side) »

2005年6月 9日

「スナックあをぞら」

あめあめふれふれもっとふれ私のいい顔つれてこい 臭いのよ(PDP)

※※※※※

突きだしは蛸の酢漬けでいいかしら頼りきるほど古くないけど

灰を撒く爺さん実は多汗症 黒酢飲み過ぎ何でもピンク

草臥れた靴の臭いを嗅ぐなんてミックジャガーの皺より哀れね

駆けて来た額の汗を舐めてみた実年齢より二歳は薄い

俺はまだ若いだなんて馬鹿みたいアサリみたいに砂を吐きます?

酒を呑み紅い血潮があがるたびハードル一段下げてあるから

言い訳は言い訳らしく筍は繊維があるからしっかり煮込むの

イボガエル見たらションベンかけるだろ大人になってもチンポは出すもん

山菜の天ぷらルーレットします? 喉を通るか吐いて捨てるか

ゴム鉄砲遠くに飛ばすふりをして実は近くに獲物がいるじゃん

思う壺なんでしょうけど坪単価百万以上の愛はいらない

天の川あんたがキキで僕がララ キラキラキララ一気に埋めよう

次の手は鶏の軟骨揚げるまで待っておきなよ不足が目立つ

デカイよねよじ登っているようだけどカウンターはベルリンの壁

目に見えぬ壁は年季の賜物よ六つの席は万里の長城

気づかずに三途の川をわたるところだったこの夜 忘れないように

ポテサラはマヨが必要思い出を混ぜる過程でどうせ消えるわ

天竺に似せた妄想抱いても結局猿に猿に落ち着く

妄想に天女はつきものらしいけど新婚初夜だけ現実なんて

マルボロを1本恵んでくれないか影を抱える男を演じる

100トンの苦労を抱えた人なんて演じる前から二番煎じよ

皺の数いつしか閉じた汗腺を広げるためのリハーサルだよ

笑うわねどんな笑いがいいかしら事前に解るせせら笑いね

笑われて刺さった鮭のカルシウム動脈進んで手遅れだから

戒名はどんな名前が良いかしらJB好きなら「ゲロ」にしましょう

目を閉じて血潮が引くのを待つとする東尋坊へ一直線だ

カニかまで今日は勘弁して頂戴 冥土の土産に蟹をお願い

とりあえず片肘ついて寝ておくよ二度と帰らぬ人と叫んで

ワンボタン回収業者がスタンバイしてありますからご勝手に

何回も夜は更けては明けていきポリ袋から煙があがる

※※※※※

|

« P短歌(B-Side) | トップページ | P短歌(A-Side) »

短歌・俳句」カテゴリの記事

スナックあをぞら」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「スナックあをぞら」:

« P短歌(B-Side) | トップページ | P短歌(A-Side) »