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2006年7月 2日

ふりかえり

「69(PDP+うずつよし+宇津つよし)」



もう笑うしかねぇと思いに暮れたその時  Max自分らしかったりする
もう笑うしかねぇとゆずを絶唱 Max自分らしかったりする
さんざん考えて愛の色は藍 その時点で僕は引いていた
テレビ見ながらケツぽりぽりしてたら 愛の瘡蓋剥がれていった 
同じ事何度も言わせないでよね 愛がこなれて腐っていく日
家を建てるなら恋した人と住む しっくり来る感じが良いかも
レジで小銭を穏便に出すために 僕等は本を読んでいるのだ
二枚舌住んでた場所は九段下 不思議な本を何時も読んでた
シロップを入れ過ぎたカフェオレを見ると 惨めな僕が映らなくて良い
ぽちょむきん夢を背負ってぽちょむきん二度と沈まずそのままでいて
眺めてた看板の染み睨んでた看板の染み 夢から醒めた
夢はいつ飲み込めるのかもどかしい牛乳パックぎゅっと潰れる
この胸の焦がし具合に負けたんだ夢が煎餅だっていいだろ
ウチの店プチトマトだけは出さないの俄に叶う夢みたいだし
交差点で布団が目に飛び込んだ 夢が露になるようで嫌
僕の夢タイムセールで105円 そっと値札をはがしておこう
昼ドラで見た刀の角度それ程血は出ないよ おもちゃのチャチャチャ
無茶苦茶な上司の愚痴を餌にして動くおもちゃがあるあるあの世
レクイエム息子に捧ぐずんだ餅卓袱台に置き歌い始める
レクイエム息子に捧ぐ豆打餅 卓袱台に置き歌い始める
ブルガリア ダリアの香りがするダイヤおもちゃに忍ばせたヤツ誰だ?
看守も監視カメラもいなくなった せめて餃子を食べさせてくれ
拍手なら正しく2回できるのに 眞鍋かをりの笑顔は5回
セクシーに「京都府警」のプリントT 着こなしそうだ眞鍋かをりは
ドライカレー眞鍋かをりと食べたいな粉がいっぱい口のまわりに
一番したいことフロントガラスがやっている何もしないよ 雨
理不尽に耐える貴婦人 目に潜む泉の底が一番黒い
新宿や道玄坂を探したね 君と一番音のない場所
一階でレタスを探すと嘘をつき実は二階でパンツを買った
スイッチを切っても十分あたたかい嘘をつきたくなる四畳半
歯と歯茎みてみてみてよ喉ちんこ嘘が渦巻く選挙ポスター
ラーメンにニンニク入れてドラえもん どこでもドアがプンプンするまで
アクセルをちゃんと踏んでよドラえもん 見知らぬ男と海に行きます
どら焼きが好きなはずだよドラえもん オープンカフェでまったりしないで
ドラえもんいつも動きがスムーズだ 舶来物のオイルが効いてる
ドラえもん衣紋かけにはならないで なで肩の僕かける服ない
バイバイね相合い傘もしないまま ツバメが低く飛んでいるのに☆
雨が鳴る響きあってる偏頭痛 くの字になって受け入れてみる
誕生日しつこく聞き直している 猫の刺繍がしわくちゃになる
愛なんて込められちゃうと困ります 210円かけそば来ない
おしぼりで額拭き拭き「愛してる」って言わないで 剥がれるじゃない
タイヤには白いチョークが塗られてる 腰の動きで何とかずらそう
目の保養テレビは反する旅の趣旨 百円玉を見てはいけない
鬩ぎあう流氷のよう目の前で ディナーのチョイス肉か魚か
おちんちん叫びたいんだわかるわかる イタリア行けば大丈夫だよ
ピーマンが畑に百個捨ててある 正しく数えたくって夕暮れ
「あの頃は正しかった」と乱れた字 瓶に詰められ海に浮いてる
風邪ひいた かなり体調ただしくない どっかで桶屋儲けているぜ
ピーマンの亡骸畑で掬ってた 正しく数える気もなく正午
老いてなお嘘がつけるというのなら膝をかかえてじっとしている
緞帳が下りたあと行く居酒屋は 「生中」以外の注文がない
チクチクとセーター皮膚に突き刺さる死ねないもんかね いや死ねないね
見えるもの「見える見える」と追いかけて 見えないものにぶつかったんだ
いつもならタバコの消しミス怒られる もらったチョコを忘れてみたい
チョコくれる奇特な方と連れ立って 小春の頃に戻れないかな
斉藤はあいにく外へ出ています 脱ぎ捨てた服あったかいです
「お詫びです」どうして笑顔で持ってくる 部屋と味噌煮込み饂飩と私
良い昼寝むっちゃ体調戻りけり 「けり」ってどこまで戻ったんだよ?
揺れている光り輝くゲロ袋 時の過ぎ行くままにはできない
風まかせ雨が降ったしお休みだ 詫びの中身は風邪にまかせて
土砂降りで掻き消されてた「ゴメン」だけ 咳が酷くてドアが見えない
角砂糖今日は口から出ませんよ インフルエンザになったのゴメン
紅生姜なみなみ盛ったスープへと失恋滲む タベロヨ ハヤク
恋しくて霧雨ですら沁みてくる 「心」という字に屋根がないから
上の階なにかゴソゴソ言っている お腹鳴らして張りあっていた
失恋をしたときぐらい青竹は素足で踏めよ くつしたずるん
ホッピーを片手に半裸ワッハッハ 村上春樹の笑顔を探して
雑誌読む僕と店主とアルバイト 小野リサだけが妙にやる気だ
かぐや姫やっぱ帰ってしまうのね 蕎麦汁のなか黄味をつっつく


枡野さんに選んでいただいた短歌(連作除く)全てを
並べてみました。

「かんたん短歌blog」への投稿に

全力を注いでいた2年とちょっと……

心にポッカリ
穴があいています……

そんな心の中に
枡野さんのコトバが

染み入ってきます……





もともと孤独の中でしか言葉は育まれない。
けれど孤独とは、
他者がいて初めて自覚できるものです。



『枡野浩一のかんたん短歌blog< 【日記帳から】 「かんたん短歌blog」の思い出。 >』より





人間は孤独でいるかぎり、かれ自身であり得るのだ。
だから孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならぬ。
けだし孤独でいるときのみ人間は自由なのだから。



ショーペンハウアー





孤独はいいものだという事を
我々は認めざるを得ない。

けれども
また孤独はいいものだと話しあうことのできる相手を持つ事は
ひとつの喜びである。

バルザック





死ぬとき、人間はひとりである。
孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。

トルストイ





孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。

本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、
自分たちが何をしようとしているのか、
どこに向かおうとしているのを知るためのよい機会なのだ。

アン・シャノン・モンロー





一期一会。
どんな出会いも、
そのときだけ、
その場所だけのものでしょう。

いつかまた再会したとき、
悔いの残らない一期一会を
過ごせますように。



『枡野浩一のかんたん短歌blog< 【日記帳から】 「かんたん短歌blog」の思い出。 >』より





僕も
そうでありたいと
切に願っています!

枡野さん
本当にありがとうございました!

そして
僕の短歌に
コメントやトラックバックを
寄せていただいた皆様

本当にありがとうございました!

僕はこれからも
短歌を続けていきます。

全力で駆け抜けた
この2年とちょっとを
決して無駄にしたくないんです(笑)。

一瞬たりとも……





最後になりましたが……

この場に参加した皆様
そして枡野さんに
よりよい未来が待っていることを願って!


……もちろん僕にも(笑)


ひとまず
お疲れさまでした!

そして……

本当に

ありがとうございました!





クラムボンの「はなればなれ」を聞きながら
平成18年7月2日深夜

宇津つよし




※僭越ながら投稿させていただいております。※

 ■枡野浩一さんのblog

 「枡野浩一のかんたん短歌blog」はこちらからっ!

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コメント

かすみそさん>

コメントホンマ感謝です(涙)

いやはや……
僕も短歌を作っているのが楽しくて

気がついたら
こーなっちゃいました(笑)

これからも
がんばりますよっ(笑)!

投稿: 宇津つよし | 2006年7月 9日 15:57

これいいよ。
もう笑うしかねぇとゆずを絶唱・・・
ピーマンが畑に百個・・・
チクチクとセーター・・・

これいいじゃない!
いいよー。
あーたのしいね。

投稿: かすみそ | 2006年7月 9日 12:42

孤独とは 他者がいてはじめて・・・

いっぱい大切なことが書かれてますね。

素晴らしいブログを作成されてるのね。

尊敬しますわ。ほんとに。

ほんとだよー。

投稿: かすみそ | 2006年7月 9日 12:36

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