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2007年12月 9日

文章:「ジンギスカンキャンディーと世界ふしぎ発見!(改)」

人間
疲れてくると
意味不明な行動を
取るときってありますよね(笑)

今日はそんな小噺
「北南」について一席……




同じ美容院
同じスタッフさんに
髪を切ってもらい
5年が経過しました。
本人の名誉もあるので
Yさんとしておきます(笑)

基本短髪で
過ごしているのと
もみ上げが
異様に成長しやがるので
4週間に1回をめどに
通っています

なので
会社絡みの人間以外では
一番会っている時間が
長いかもしれません……

ほとんど
腐れ縁の境地に
達しております。





5年というのは
結構な時間で
スタッフさんは
支店の店長さんになり

僕も30歳を越え
「主任」という
本人の目茶苦茶なイメージとは
程遠い肩書きを背負っています

売り上げがどうのとか
若手の教育がどうのとか
なんかオッサン臭い
会話も出ますが

基本はバカ話か
音楽の話だらけです

僕が寝てしまう……
というパターンも
最近は
多くなりました(笑)





美容院というのは
まぁ人の出入りが激しいところでありまして

最初の頃に
お会いしたスタッフさん達は
新しくできた支店に
異動されたり辞めたりで……

5年の間
いつも顔をあわせてるのは
Yさんだけになってます

半ば
長年連れ添った夫婦のような
2人の間というものが
あるんですが

そこに
無謀にも新人スタッフさんが
割ってはいる時があるんです





Yさんは
店長さんなので
常に複数人のカットや
パーマやカラーを同時並行に
担当しはります

待たされる時間も
結構あるんです

ボーッとしている時間は
嫌いじゃないし

他の人の
髪形がセットされていく
経過を眺めてるのも
なかなか面白いので

むしろ
ほっといて欲しかったりします

そんな態度が表にでるのか
どうかは解らないのですが

大概のスタッフさんは
ほっといてくれるのですが

いるんです……
玉砕覚悟で
話しかけてくる人が(笑)

玉砕丸子さんと
仮にしておきますね
これも名誉のために(笑)





美容院の新人さんというのは
そらまぁ夜遅くまで
働いてはるんですよ

美容院は
夕方で閉まりますが

店の明かりは
深夜遅くまで
ガンガン明るいままです

なかで
新人スタッフさんが
人毛のついた
ろくろっ首と睨めっこ

黙々と
カットの練習に
いそしんでおられます

僕の家の前が
その美容院で

僕も深夜になるまで
家に帰らないもので……

ついつい
目に入っちゃうんですよ

なので
常に睡眠不足なのかは
まるで解らないのですが

玉砕丸子さんは
常にオーシャン・パシフィック・ピース

今日も
ハイテンションで
僕に話しかけてくれました(笑)





前にお店に来たとき
忙しくて昼飯を食ってないというYさんに
僕が意地悪半分でプレゼントした「暴君ハバネロ」の話から

「話のネタになる食べ物」繋がりということで
ジンギスカンキャンディーの話になりました

丸子さん
そのキャンディーを……
那覇空港で
試食したそうです

超マズかったそうです……
この世のものとは思えんかったらしいです
これは旅行の小噺のネタにもならんって……

って
ジンギスカンって
北海道の名産では……

沖縄の名物で肉系ものだと
ラフテー(豚の角煮)とかじゃないっすか?

と僕が冷静に突っ込むと
顔を真っ赤にして丸子さん

本当は北海道に行ってきて……


富良野のチーズ工場に言ってきた話を
マシンガンのように
僕にぶち込んできました

そいで
丸子さん
札幌に旅行の拠点を置いて
色々見て回ったそうです

丸子さん曰く
札幌と函館は
1時間ぐらいで行ける場所だと
思っていたらしく

現地に行って
その距離の遠さに驚き
泣く泣く函館行きを断念したそうなんです

悔しさを押し殺すように
丸子さんは続けました……


「嗚呼……豚の角煮丼が食べたかった……」


だから……
沖縄だって……

あまりの勘違いに
他のカットをしはってたYさんが
腹をかかえて戻ってきてくれました(笑)

Yさん大丈夫っすよ
丸子さん合格ですわ(笑)





長い小噺
つきあっていただき
誠にありがとうございます……

ここからが実は
言いたいこと(笑)

たぶん僕は
これぐらいのたわいもないことを
短歌にするのが
とても気持ちが良いいんです

これは
文章におこしちゃったので
短歌にしないですけど……





僕の身の回りには
大仰な技巧を駆使して
語るべき事象は
これぽっちもなくて

こんな身も蓋もない
日常が転がっているだけです

それを流行のことばで言えば
マッシュアップして
ニヤニヤしながら
短歌にしています

嘘のようなホント
ホントのような嘘
だけどホントだぴょ〜んというのが
短歌づくりの
Gスポットだったりするんです

人間嘘はつけません
瓢箪から駒は出ますが
嘘から出た誠はありえません





突然ですが
僕はリニューアルする前の
ボッシュートが本当にボッシュートだった頃の
「世界ふしぎ発見!」が
とっても好きでした

真剣に答えれば答えるほど
どんどん的を外していく
野々村真さんに

手に汗を握りながら
見ていたことを
思い出します


「そこはスーパーひとし君じゃないだろう!」


と(笑)

そこに
不完全で中途半端な
自分を重ねていたのかもしれません

犬も歩けば
棒にあたります

野々村さんパーフェクト達成時
リアルタイムで僕も見てて
涙が出そうになりました(笑)

僕は決して
黒柳徹子さんタイプじゃないですから……

知的な言葉を並べて
クールに佇むようなマネなんて……
人生巻き戻しても
できるはずがありません

近眼過ぎる生き方かもしれませんが
自分の血液を通った言葉しか
並べる気は毛頭ありません

昔の言葉には
昔の先輩達のサラサラな血が
通っています

血液は生ものです
なので言葉も生ものです

乾物をいくら組み合わせても
サラダはできません

おいしいサラダを
たくさん作ろうとしている人間に
乾物は……ねぇ?

僕は
ちょっと苦味のある
ごぼうサラダを作ろうしてるんだと思うのです

……今考えついた着地点なんですけどね(笑)





う〜ん
……ゴホン(苦笑)

これからも
自分のスタンスに誇りを持って
短歌作りに精進する所存です

ご静聴
誠にありがとうございました。

ああ……
脱兎って
本当にいるんですかねぇ?




※※※※※※


枡野さんに
「不採用」のジャッジをいただいた原稿を
加筆・修正いたしました……

ああ……
書いていくたびに
ぐだぐだになっていく……(涙)

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